七五三

 

もう11月ですね。ある作家は小説の中で40歳を過ぎると坂道を転げるように年を取っていく、と言っていましたが本当に毎日があっという間に過ぎていきます。

 

最近では七五三のお参りも完全予約制になっているところも多いようですね。予約制になっていれば混雑しなくていいといえばいいのですが。子供が小さいうちは体調や機嫌を見ながらのお参り、ということも多いでしょう。まあ機嫌を見ながら出かけてもその先で何があるかわからないのが子供ですから結局は同じことかもしれません。

きれいに着飾って、その日だけ許される口紅にわくわくしたことがありますよね？数年前、この時期に東京にいたら七五三の一団に会いました。両親、主役の子供。それからカメラマン、メイクさん。たくさんの人を引き連れて、公園や神社で写真撮影していました。一生に一度（３度？）、かわいい盛り。ご両親の気持ちわかります。ただただ子供の健やかな成長だけを願っていることもね。私も遠くから子供たちの幸せを祈りました。その日は疲れて、家族みんながぐっすり眠っていることを想像して。