苦手

いろいろ苦手なものがそれぞれにあるかと思いますが、私は給食に出てくる牛乳瓶と食器全てが苦手でした。小学生のころからそれらの物全てがきちんと消毒殺菌されていることもわかっていたのですが、なんだか気持ち悪くて給食の時間が苦手でした。昔のことですから給食を残すということは許されず、また毎日のことなので何とか食べなくてはなりません。なのでどうやっても結局は同じなのですから早く食べてしまおうとする毎日でした。早く食べても口や手に触れる時間は同じなのですがそこは小学生の単純な思考です。あとは水道の蛇口も触りたくないものの一つです。なぜ泥のついた手で触って、そのあと蛇口を洗っておかないのかと小学生ながらに憤慨したものです。ずいぶん前からもありましたが、ご時世もあってセンサー式の水道が増えて有難く思います。最近では家庭でもセンサー式のキッチンや洗面所が増えたせいか保育園や幼稚園で子供たちがで蛇口をひねらず、手を出して待っているなんてことも見かけるようです。