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車の続き

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車の続き

車の続き

2023/02/17

 

前々回の車の続きです。ずいぶん前ですが、小さい子に「車を描いて」と言われ「車ね。私の車は赤色」などと言いながら描きました。私の中で車といえばセダンしかなく、子供にわかりやすい車といえばセダンと思い、よくあるセダン車の絵を描き始めました。するとその子が「これタクシー?パトカー?。僕の車のは四角。」といったのです。ごもっとも。セダン車の衰退を嘆きつつ、それでも私にとっての車はこんな形なんだなあと心の奥でつぶやきました。今の子供たちの思う車はワンボックスやミニバン、コンパクトカーなんですね。「ごめんよー。描きなおすね。」と描きなおしましたが、今の子供はセダンといえばタクシーかパトカーを思い浮かべる世代なんだなと少し寂しく思いました。今となっては笑える思い出なんですが、その当時は衝撃的でした。私にとってはあの優美な形が少なくなっていくのは寂しいものがあります。

少し前にみた映画で、同じ車種の車がたくさん停まっていてすぐに自分の車を見つけられない主人公が、車のキーを顎に当てて開錠ボタンを押すと頭がアンテナになって自分の車のカギが開くからすぐに車を見つけられるよ。脳腫瘍になるけどね、と言ってからかわれるシーンが印象に残っています。

 

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