草花

少し暖かくなってきて道端に草花が咲いているのを見かけるようになりました。この季節になると子供たちがタンポポやレンゲソウの小さな花を摘んできてプレゼントと言って持って帰ってきたりします。我が家でも例外ではなく、よく小さな空き瓶にさして飾りました。市販の風邪薬の空き瓶がちょうど飾るのによかったです。タンポポなどはあまり日持ちせず、しおれてしまうのが子供達には残念だったようで捨てるのが寂しそうでした。草花を飾るだけで少しその場所が明るくなるような気がしますね。今では子供たちも大きくなりタンポポのプレゼントもなくなりました。そのため最近ではお花屋さんでちいさなブーケを買うことが多くなりました。

ところでカラスビシャクという植物をご存知でしょうか？カラスビシャクは抜き取っても根が地下に残るので根絶は難しく繁殖力も旺盛なので、現代では農家さん、ガーデナーさん泣かせかもしれません。私はたまたまネットでこの名前を見かけて変わった名前だなあと興味を惹かれて調べてみました。写真を見て子供のころに何となく見たことがあるような気がしますが名前は全く知りませんでした。よく見かける草花も名前を知らないものも多いものです。日本全国に生えているそうなので、ちょっと探してみれば見つかるかもしれません。漢方薬にも使われているので身近な植物です。球根が栗のような形をしていて、おヘソのようなくぼみがあるそうです。昔はこの球根を仕事の合間にとって薬問屋などに売っていたのでヘソクリの語源となったようです。