れんげ草

暖かくなって一気に様々な花が咲き始めましたね。咲きだしてこんなところにも花があったのかと驚くこともたびたびあります。先日は買い物に行くときにアスファルトの隙間にスミレが咲いているのを見つけました。いよいよ春が来るなあと楽しみです。今年こそ本格的なお花見ができそうですね。

最近ではれんげ畑も少なくなりましたが、子供のころから畑がれんげで一面ピンク色に広がっているのを見るのが好きです。緑肥と言われる方法で、れんげには土を肥やす効果があるそうです。そのためにれんげをわざわざ植えているのだとか。そんなこととは知らず、子供のころよくれんげを摘みました。今でもれんげの甘い匂いや冷たい感触を思い出します。それと同時にいつも遊んでいた幼馴染も思い出します。毎日のように遊んでいたのにれんげを見る時、特に彼女を思い出すのです。よくれんげを一緒に摘んだからでしょうか。花冠を作ったからでしょうか。今でもたまに会うのですが、今度会ったら昔のように「れんげ摘みに行かない？」と誘ってみましょうか。びっくりするでしょうか、昔のように「ええよ～」と笑ってくれるでしょうか。